プロペラ扇の底力

建築

キッチンの換気扇、プロペラ扇がやっぱり私の推しです。
飲食店でも推しです。

理由はふたつ。掃除しやすいこと、飾らない美しさがあること。

レンジフードはシロッコファンが主流だと思う。私も選んできた。
見た目もきれいで、フードカバーがあるし、強弱も細かくあったり照明もついてりする。
種類がほんと多いので選ぶのが難しいのがたまにキズ。

ただ、見えない。のと、シロッコファンというのが理論上では理解できてもやっぱりよくわからない。なので、半年に一度しか掃除しなかった私。

そんなモヤモヤを抱えたまま、昨年竣工した刻々という喫茶店では、プロペラ扇を推した。
施主も賛成だった。
結果、最高だった。
汚れが見える。見えると掃除しなきゃと思う。カバーもプロペラも食洗機で洗えるので、汚れたら外して洗う。シンプルな理屈。でもこれって掃除の極意だと思うんです。

外し方がわからない、複雑なだけで億劫になる。
あ、汚れてると気づいた時、外せる拭き取れる洗えるのは、それだけでハードルが下がる。
結局掃除の頻度が上がり、きれいを保てる。
私はそういう製品が好きし、そういう家事の仕方が好きだ。


プロペラ扇のデメリットは壁に穴が開くので、虫が入るとよく聞くので、外の開口部に防虫網をお忘れなく。
今借りている家がたまたまプロペラ扇でした。
古い家なので、窓を開けて、換気扇を回すというアナログな作業。
とても不便だけど、プロペラ君の存在感がすごいので、まじまじと観察してしまう。

カバー取って今から洗うとこでした

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