彼が亡くなって数日経つというのにほぼ毎日、新聞の片隅で誰かのコラムを見かける。
『私と坂本さん』
今朝のコラムの書き出し言葉だったと思う。
最近車でも家でもCDをよく聴く。整理していたらCDがたくさんでてきた。
中高生の時、姉と襖で仕切られた部屋だったので、私の持っているCDはほぼ姉のものだ。
十年前淡路島に移住した時、3人で暮らしていたシェアハウスのメンバーのCDケースはまるごとなぜか私が持っていて、今一枚ずつ聴いている。
懐かしい、なんて一言では表わしきれない。
いろんな記憶がわっとよみがって気持ちが忙しい。
音楽ってそうなんだろうな。
私はもちろん坂本さんにお会いしたこともないけど、なぜかそのアルバムは私の元にずっとあって、
友達のような感覚でそばにいてくれる。
私と坂本さん
話しかけてる、わたしも。
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