こどもって

日日

こどもの日なので子育てを語りたい。

道端のツツジが満開で、この蜜吸えるんやでー!と息子が教えてくれたので、私も三十年ぶり!?くらいにやってみた。先日行った西宮市の県立甲山森林公園で、8歳になる花屋さんの娘さんが教えてくれたそう。
息子はのんびりしたところがあって、何事にも時間がかかるタイプ。
たのしかった、嫌だった、を時間が経ってふとしたとき、伝えてくれる。ちゃんと自分のなかで考えて、噛み砕いて、言語化している。私が彼の尊敬するところベストスリーのひとつ。そして私が足りていないところ。

甲山森林公園とってもおすすめ。最初は遊具ある公園がいいー!と言ってたこどもらも一日走り回ってた。息子が良かったポイントは木に名前の札がかけてあるところ、娘は石がお気に入り。散歩道や、勾配結構あるスリリングなゴツゴツ石道もあって、何度も同じ道を行き来していた。オトナはばてる笑。

昨日読んだ本は生物学的視点の死生観の本だった。
『次にこどもたちに教えないといけないのでは、有性生殖で作った遺伝的な多様性を損なわない教育です』
まさに。遺伝子は多様性を持っている。しかしそれだけでは生物のままで、生き方でも示さなきゃ伝えなきゃ人間勿体無いよ的な。一言でまとめました。私の噛み砕き力の無さよ。。。
本書は他にもそうなのかー!人間すごい!自分すごい!ってなるポイントがいくつもあって。
でも一回目は難しくて寝てしまいそうにながら、後から読み返すとじわじわグッとくる本でした。
小林武彦さん著『生物はなぜ死ぬのか』

話は戻って今日、夕方ふとエレクトーンを娘が姪と弾いていた。
娘と同じ年のころ、習い始めたヤマハ教室。
買ってもらったとき、ひどく感動したナショナルの電動鉛筆削り。
暴れん坊将軍にハマって段ボール箱で馬を作ったこと。

実家にいたので、母があなたの子供の頃は、、、と話しながら遊ぶこどもらを見ていた。
子育てしていると、今目の前にある場面と、自分がこども頃の記憶や感情が蘇り混同する時がある。
似てそうで似てない彼らの経験と世界。
見間違えないように、ちゃんと見つめていくと改めて誓ったこどもの日でした。

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